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鍼灸治療後にだるさや眠さが出る理由

風邪をひいて病院へ行けば風邪薬を出してくれるので、服用をすると大体風はおさまります。胃痛の時なども処方された胃薬で胃の不快感は消えますし、頭痛の時には病院のお薬で頭もすっきりです。そんな西洋医学のお薬の即効性に慣れている現代人ですから、鍼灸治療にも同じことを期待してしまうかもしれません。ところが鍼灸治療を受けてみたら、すぐに回復をするどころか、治療後にだるさを感じることもあります。個人差があるので全員に不調が出ることはなく、どちらかというと施術後に不調に見舞われるのは少数です。ですがそれでも不調を感じることがあるのは、鍼灸の効果が出ているためであり一時的なのであまり心配はありません。鍼灸治療をすることで体内では気血の巡りがすこぶるよくなりますから、本来人間が持っている自然治癒力が活発に働き始めます。鍼灸治療の施術後にとても眠くなったりだるくなることはありますが、その場合は少し横になり眠ることです。

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